1.Newの培養法によるウズラ胚の観察
ろ紙リングを使ってウズラの初期胚の観察をします。
この実験は高等学校 改訂「生物」教科書(数研出版 p.208〜211)に探究活動として掲載されているものです。
H 2012年 兵庫県高等学校教育研究会 生物部会誌 Vol.36 より
I実験にあたって心がけたいこと/簡易にnew培養に取り組む工夫
2.Newの培養法によるウズラ初期胚を用いたウズラ胚の心拍数とアドレナリン、アワチルコリンのはたらき
ろ紙リングで取り出したウズラ胚にアドレナリン、アセチルコリンなどを与えて、心拍数の変化を調べます。
@ 実験方法(プロジェクタ使用)と実験結果の例(2011年の実践より)
A グループ実験(USB顕微鏡カメラシステム使用)(2012年の実践より)
3.ナイルブルー生体染色によるウズラ胚肢芽におけるアポトーシスの観察
ナイルブルーによる生体染色でアポトーシスの起こっている場所を可視化します。
@ 染色のしくみと染色方法の紹介
A 授業実験として取り組む「肢芽の観察とアポトーシス観察」(2014年の実践より)
4.ウズラ胚の各組織細胞の初代培養(学校でできる初代培養)
ウズラ8日目胚から心臓、肝臓、脳、網膜、骨格筋などを取り出し、
組織の細胞を培養します。
拍動する心筋細胞など、分化した細胞の特徴を観察できます。
高等学校の設備でできる簡便な方法を試しました。
カドヘリンの働きとカルシウムイオンについての実験もできます。
@ 実施方法について
A 2014年須磨東高校「サテライト講座」での実践例
B カドヘリンの実験 生徒撮影の動画
ウズラ8日目胚網膜色素上皮細胞(初代培養)の培地を取り除き、EGTAを含むPBSを加えると、
カドヘリンによる細胞接着がはがれて数分のうちに細胞がバラバラになっていくようすを観察
できます。
C 授業実験として取り組む「カドヘリンの働きとカルシウムイオン」(2014年の実践より)
@ 実体顕微鏡下で両手でのピンセット操作に慣れる練習課題
この課題は国際生物学オリンピック日本委員会(JBO)公式HP 「生物実験のワザを鍛える」で
紹介されています。
自分の細胞からDNAを抽出して見てみよう
生物基礎 「遺伝子とその働き」の導入に 自分の細胞のDNAを抽出して見てみます。
普通教室でもちょちょっとできる、簡単な方法です。2013年5・6月に行いました。
電気泳動法を用いたDNAの切断・結合実験
(株)リバネスのキットを使用し、DNAの電気泳動を体験する実験です。
【人力サーマルサイクラー
〜PCR法でDNAを増やそう〜】
電気ポットや恒温槽の湯を使って、手動でPCR法の温度変化を与えることにより、
DNAを増やす実験です。
この実験は高等学校「生物」教科書(数研出版p.133)に掲載されているものを参考に、
(株)リバネスのキットを用いて、2013年1月に行いました。
A サイエンスネット第46号(数研出版 2013年5月発行)に掲載の報告
B 2014年・2015年の実践より(改善点の検討)
【おにぎりの海苔が黒いわけ
〜光合成色素の抽出】
各班ごとにテーマを設定し、ツンベルク管を使って、酵素の性質や働きを調べる実験を
行う探究活動です。実験結果は発表会でスライドを使ってプレゼンテーションします。
B 2011年 取り組みの概要と各班のテーマ(公開授業資料より)
E 2013年 各班のテーマ 取り組み紹介 (1)実験 (2)発表会 (3)生徒感想
F 2014年 各班のテーマ 取り組み紹介 (1)実験 (2)発表会 (3)生徒感想
【探究活動 ゾウリムシを極めよう】
各班ごとにテーマを設定し、ゾウリムシの性質や行動について調べる実験を行う探究活動 です。2012年に行いました。
【クマムシ】
須磨東高校クマムシ探検隊 B 2012年クマムシ探検隊 学校周辺クマムシマップ 〜トゲクマムシも見つかりました〜
【発芽種子】
尿糖試験紙を用いて調べる発芽種子のグルコース量の変化とアブシシン酸のはたらき
尿糖検査用試験紙を用いて発芽種子に含まれるグルコース量の変化を調べます。
植物ホルモンのアブシシン酸を与えたものとの比較やデンプン粒の観察も行います。
残念ながら教材用サニ太くんの販売は見送りとなりました。ご協力をありがとうございました。 2015年6月末をもちまして、このたびの高校教材用サニ太くんの製造販売については、製造元であるJNC株式会社の社内状況や、受注発送にかかわる課題等のため、当面は見送られることになりました。 モニター利用をしてくださった先生方、研究授業や研修会でなどで取り上げてくださった先生方、ご協力をありがとうございました。 高等学校生物の生徒実験教材として使いやすいシート培地で、多くの先生方から、簡便に生徒実験ができた、との評価もいただいていましたので、力が及ばず、大変残念です。もう一度使ってみたい、と言ってくださった先生方、申し訳ありません。 モニター品の受付を終了いたしました。 2014年12月末をもちまして、モニター品としてご提供できる試作品の在庫が、すべて配布済みとなりました。 多数のお申し込みをいただき、ありがとうございました。 |
(以下、「高校教材用サニ太くん」ついては取り組み内容の紹介としてご覧ください。)
1. 2014年2月13日(木)14日(金)に 初めての授業実践を行いました。
@ 教材の概要・実践報告 A 生徒の感想 をご覧ください。
2.「サニ太くん」と本教材の紹介・説明スライド(PDF) を 公開しました。
3.高校で生徒実験を行うための「準備マニュアル」 を公開しました。
教師側の準備はどうなるのか気になる方、モニター品で実際に試してみたい方に、読んでいただきたい内容です。
サニ太くん実習FAQ(よくあるお問い合わせ) を公開しました。取り組まれた先生方の声を反映しています。
また、実際に、サニ太くんをご使用になる場合には、
「JNC株式会社」サニ太くんのサイトで使用方法や特性を必ず確認してください。
「サニ太くん取扱説明書」 「サニ太くんへの基本的な試料液添加方法」も必ずお読みください。
4.ポリ製スポイトを用いた方法での 生徒実験用プリント を公開しました。
5.教材紹介のポスター(2014JABE)はこちら
6. サイエンスネット第50号(数研出版 2014年9月発行)に掲載の報告
【シート培地「サニ太くん」を使った生徒実験
「大腸菌の形質転換」】
「サニ太くん」を使い、市販のキットを使わずに、大腸菌にプラスミドを導入する実験を行いました。
教師の事前の準備が非常に簡単で、生徒実験も50分の授業内に余裕を持って収まる方法です。
1. 2014年6月10日〈火)に生徒実験を実施しました。
@ 実験方法の概要と授業実践報告 A生徒の感想
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